17世紀の危機(メモ)

17世紀の危機 小氷河期の到来により気候が寒冷化→農業不作による経済停滞、魔女狩りなど宗教的要因の社会不安、ペスト流行による人口減少→中世の封建的制度が次第に瓦解し、資本主義が次第に目覚めはじめる。宗教対立の激化によってその鎮圧に国王は中央集権化を推進して官僚制と常備軍の整備をしようとしたが、貴族や農民が反発してさらに混乱を生み出した。

17世紀中、小規模な紛争も連続して戦争が発生していなかった時期はわずか4年しかなかった。
【1568年~1609年】オランダ独立戦争(八十年戦争)
【1618年~1648年】三十年戦争

→「神聖ローマ帝国の死亡診断書」とも言われるウェストファリア条約が結ばれた。
【1642年~1649年】ピューリタン革命
【1648年~1653年】フロンドの乱
【1652年~1654年】第1次英蘭戦争
【1665年~1667年】第2次英蘭戦争
【1667年~1668年】ネーデルラント継承戦争
【1672年~1674年】第3次英蘭戦争
【1672年~1678年】オランダ侵略戦争
【1688年~1689年】名誉革命
【1688年~1697年】大同盟戦争